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ジョー・マッコイ (Joe McCoy)(1905-1950) (ハーレム・ハムファッツ)
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     前回のメンフィス・ミニーの2回目の結婚相手のジョー・マッコイは、ミニーとのコンビ名ではカンザス・ジョーを名乗っていましたが、他にもハレルヤ・ジョー他、10個くらいも芸名を使ってました。どうも、いろんな活動をした人のようで、当時のミュージシャンは隠れて複数のレコーディング契約をしていることもあったようで、使い分ける必要があったのでしょう。

     元々、とても器用な人で、トミー・ジョンソンのようなジャクソン・スタイルから、スキップ・ジェームスのようなベントニア・スタイルの曲もやっています。

     彼は兄のチャーリー・マッコイ(マンドリン等)や、ハーブ・モランド(トランペット)、オーデル・ランド(クラリネット)、ホーレス・マルコム(ピアノ)達と、「ハーレム・ハムファッツ」と言うバンドを作っていました。1930年代のシカゴでは、ハーモニカよりも管楽器がフロントに立つことが多かったようです。

     このバンドがなかなかシャレていて、シティ・ブルースとも言えると思いますが、かなりジャズの雰囲気があり、「ロゼッタ・ハワード」の伴奏などは何とも良い感じです。ジョー・マッコイとホーレス・マルコムが作った曲「Why Don't You Do Right?」は、リル・グリーンが歌って、1941年にヒットしました。

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    リル・グリーン




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    メンフィス・ミニー (Memphis Minnie) (1900-1973)
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       ニューオーリンズの対岸の町「アルジャーズ」で生れました。生年は1897年の説もあります。10歳頃にメンフィスの近くに引越して、その頃にはバンジョー、ギターをマスターし、10代の半ばには流しの仕事やサーカスの仕事もしていたそうです。

       かなりの女傑なわけですが、歌もギターも力強くて当時のシティ・ブルースマン達の中に入っても、一歩もひけを取らない存在でした。

       1920年代の女性ボーカルが主役だった古典ブルースが下火になり、その後の女性ブルースシンガーでは一番活躍した人かも知れません。

       最初の結婚相手は9歳年下のスチール・ギターの名手「ケイシー・ビル・ウェルドン」で、この人はメンフィス・ジャグ・バンドのメンバーでもありました。その後離婚し、ジョー・マッコイと再婚して「カンサス・ジョー」と「メンフィス・ミニー」のコンビで1929年から1935年に離婚するまで、かなりの録音を行っています。このコンビで1929年にレコード・デビューし「バンブル・ビー」が大ヒットしました。

       1939年に、「リル・サン・ジョー」と3度目の結婚をして、1950年代までコンビやバンドとして活動します。とにかく溌剌としてカッコ良いのです。


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      1933-1937 




      CD5枚BOX





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      スクラッパー・ブラックウェル (Scrapper Blackwell)(1903-1962)
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         1920年代は「マ・レイニー」「ベッシー・スミス」の古典ブルースが録音され、ミシシッピーや、テキサスのカントリー・ブルースマンが録音されると共に、都市で活動するブルースマンの録音も盛んになってきます。その先鞭をつけたのが、「リロイ・カー(歌・ピアノ)」の「ハウ・ロング・ブルース」の大ヒットです。

         1928年の9月にリリースされたこの曲で、軽妙なギターを弾いているのが「スクラッパー・ブラックウェル」です。二人とも大酒のみで、当時は質の悪い密造酒でしたから、リロイ・カーは1935年に30歳で亡くなってしまいます。
         
         スクラッパー・ブラックウェルは、相棒の死にかなり落ち込み、ほとんど音楽をやめてしまいました。ブルースにこだわると、私としては「ロニー・ジョンソン」よりもよく聴いた人です。その後、1960年頃になり再発見されて、2枚ほどアルバム録音をしています。しかしながら、カムバックと言えるほどでもなく、1962年に殺害(銃殺)されてしまいました。


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        CD


        MP3



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        ビル・ジェニングス・2 (Bill Jennings)(1915-1986)
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           カテゴリーをR&Bにしてますが、1950年代の後半あたりからは、ジャズのレーベル「プレステッジ」からソロを2枚(かな?)「Enough Said 」と「Glide On」をリリースしてます。また、「プレステッジ」では、いつも一緒にやっている、テナー・サックスの「ウィリス・ジャクソン(Willis Jackson:()1932-1987」や、ハモンド・オルガンの「ブラザー・ジャック・マクダフ(Jack McDuff:1926-2001)のアルバムに参加しています。

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           この頃は、同じようなメンバーで、各人名義のアルバムがけっこうあります。ジャズ・アルバム、R&Bアルバムのどちらとも取れますが、皆さんブルースが好きで、かなりのブルース・ナンバーをやっているのが、私の好みとするところです。

           上述の2枚「Enough Said 」「Glide On」の2イン1


           
           


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          ビル・ジェニングス・1 (Bill Jennings)(1915-1986)
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             ルイ・ジョーダン(Louis Jordan & The Tympany Five)のバンドで1949年から1950年の間(約1年なのか2年なのかは?)ギターを弾いていました。他にもビル・ドゲット(ハモンド・オルガン)が同じ頃にいました。
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             その時の「Blue Light Boogie」を聴いて、何とも粋なフレーズを弾く人だなと思い好きになりました。1950年頃のも良いのですが、もう少し若い頃の録音がまた良いです。歪み気味のギターの音が何とも良い感じです。当時はテレキャスターやレスポールと言った、ソリッド・ボディのエレクトリック・ギターが出る前なので、だいたいアコースティック・ギターをマイクで拾うか、外付けのピックアップを取り付けたりしていました。

            こんな感じ(ページの下のほうも参照)初のエレクトリック・ギター・ES-150 



             1940年代


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            この時期が最高かな・・



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            テディ・バン (Teddy Bunn)(1909-1978)
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               前々回のロニー・ジョンソンが1889年生まれで、前回のエディ・ラングが1902年生まれですから、私のようなエレクトリック・ブルースから入った人間が、かなり重要視している「T・ボーン・ウォーカー(1910年生まれ)」も、この二人には強く影響を受けていると思います。

               「T・ボーン・ウォーカー」は、やはりブルースの世界で語られる事が多いですが、かなりジャズの要素もあり、エディ・ヴィンソン(この人もジャズ・サックスの人と思いますが、R&Bでもあり、ブルースのボーカルでもありますが・・)などとも多くのセッションをしています。
               
               前置きが長くなりましたが、ほぼ同じ年齢のテディ・バンは、ニューヨーク出身でカリプソなどもやっていて、20歳くらいには、デューク・エリントンのセッションにも参加していた、かなりの天才肌の人です。

               シドニー・ベチェ、ジミーヌーン、ジョニー・ドッズなど初期のジャズの重要な人たちと多くのセッションをしています。

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               やはり、ロニー・ジョンソン、エディ・ラングの流れを汲むジャズ・ギタリストといえると思いますが、ブルースもいかしていて、女性ブギ・ウギ・ピアノのハッダ・ブルックスのバッキングなどは、実にいかしています。
               


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              映画の中で歌ってるシーンがありました。
              J.A.M. (Hadda Brooks plays Piano Jazz - 1950)
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              エディ・ラング(Eddie Lang)(1902-1933)
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                 前回のロニー・ジョンソンとのセッションも3曲入ってます。他にもカール・クレス(ギター)、フランク・シニョレリ(ピアノ)、アーサー・シャット(ピアノ)との各デュエットが聴かれます。1920年代に、すでにこんなジャズ・ギターを弾く人がいたんだと感心します。

                 ロニージョンソンが長く活躍したのとは対照的に、わずか31歳で、扁桃腺の摘出手術後に亡くなってしまいました。ロニー・ジョンソンが、「最高にうまいギタリスト」と絶賛したほど、コードワークもソロの流麗さも素晴らしいです。


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                ちなみに「ブラインド・ウィリー・ダン」と言う名前を使う時もあります。(別レーベルに録音する時?)
                彼は、ジョー・ベヌーティ(バイオリン)と一緒に子供の頃にはバイオリンを弾いていました。プロになる頃にギターに転向したようですが、1930年にジョー・ベヌーティとともに、ホワイトマン楽団に入ります。もしかすると、ジョーの方がバイオリンが上手かったので、ギターに転向したのかもしれませんが、実際のところはわかりません。

                 いずれにしても、1920年代の最高の評価をされるギタリストの一人です。


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                ロニージョンソン (Lonnie Johnson )(1889-1970)
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                   ジョニー・サンシールがバンジョーを弾いていた、ルイ・アームストロングのホット・ファイブでもギターを弾いたり、自分が歌う曲でギター1つで伴奏しながらソロのシングルライン・フレーズを弾いたりと、かなりジャズの初期からギターの存在を高めてきた人です。

                   だいたい何でも弾ける人で、ブルース、ジャズ、バラードと素晴らしいギターを弾く人です。ちなみに、本人はバラード歌手としての評価を一番望んでいたようです。また、この人もニューオリンズの生れです。

                   



                  日本盤は邦題が面白いです・・・

                  海外盤

                   1925年の初録音から1932年までで、130曲ほども録音があります。たいへん長く活躍した人で、この後も1948に「Tomorrow Night」のR&B年間No.1ヒットもあります。さらに、ブルース・フェスティバルのヨーロッパ公演にも参加したりといろいろな所で活躍しました。

                   私の場合、この人に限らず1920年代の録音って良いと感じるものが多いのですが、このアルバムも1925−1932年からピックアップされており、ジャズ・ギターの元祖的に言われる一人、エディ・ラングとのセッションも聴けます。





                   
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                  ジョニー・サンシール(Johnny St. Cyr):1890-1966
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                     ニューオリンズは、凄いミュージシャンを多数輩出した土地ですが、初期のジャズと言うと必ず登場するのが「バディ・ボールデン(Buddy Bolden)(1877-1931)」「キング・オリバー(King Oliver)(1885-1938)」と言ったバンドのリーダーや、その周辺のミュージシャンです。かれこれ100年以上前に生れた人達がほとんどですが、最近はまたこの辺も面白く感じてます。

                     実に、時代を溯る事100年以上と言う事ですが、嬉しい事にちゃんと歌や演奏が聴く事が出来ます。ラグタイムと同じ頃になりますが、ニューオリンズ辺りではディキシーランドと言う、ジャズのスタイルが生れていました。

                      今回のタイトルのミュージシャンですが、「ジョニー・サンシール」と言う人を知ってる人は、おそらく100人中1人居るかどうかくらいと思います。私も近年になって知ったと言うか、気になって聴き始めた人です。

                     では、どこで知ったかと言うと、今度は多くの人が知っていると思われる「ルイ・アームストロング(1901-1971)」のバンド「ホット5」「ホット7」でバンジョー、ギターを弾いていた人だったからです。勿論、「ルイ・アームストロング」は、何十年も前からいくらかは聴いていました。私の年代では知らない人がいないでしょうからね。「ルイ・アームストロング」は、前述の「キング・オリバー(King Oliver)(1885-1938)」のバンドでトランペットを吹いていました。

                     私はエレクトリック・ギターに偏ったタイプだったので、それほど真面目に聴いてはいなかったわけですが、やっと最近になり、バンジョーの響きがわかってきたと言うか、まあそんな感じです。

                     バンジョーは、私が音楽を意識して聴き始めた頃(1967年)は、白人カントリー(ブルーグラス)での花形楽器と言う印象でした。まあ、そんな感覚がが40年続いたのですが、ここに来て、少しバンジョーの音に興味が出てきました。

                     バンジョーは、アメリカ原産の楽器の印象が強いと思いますが、アフリカから持ち込まれた楽器です。ちなみに、スチール・ギターと言うのがありますが、あの楽器もカントリーミュージックでは良く使われるので、いかにも白人社会で出来た楽器のイメージがありますが、ハワイで生れた楽器のようです。








                     当時は、ギターが録音に使われるのは、その音量からリズムを刻む事に限定されていて、ソロ楽器としてはまだ認知されていなかったわけですが、それでも何故ギターではなくてバンジョーなのかなと考えてみると、やっぱりあの軽いポロン・ポロンとした音だと思うのですが、真偽はわかりません。とにかく音の抜けが良いのは確かですよね。

                     そう思って聴くと、やっぱりギターよりも、ここではバンジョーだなと思ったりするわけです。しかしながら、ブルースではバンジョーを使う人は少しずつ減っていき、やがてほとんどのブルースマンはギターを使います。やっぱり哀愁を表現する時はギターのサスティーンが不可欠だったんでしょうね。

                     ジョニー・サンシールがどう使い分けていたかは別として、バンジョーの音の心地良さがわかるのが、この頃のディキシーランド・ジャズの音です。
                     
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                    ラグタイム
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                       JUGEMテーマ:音楽

                       古典ブルースのレコードは1920年頃からですが、この時代の前の20年間くらいは、ラグタイムが大流行していました。ラグタイムとブルースが直接繋がるわけではないのですが、自然と聴こえてくるわけですから、当然何らかの影響は受けていると思います。

                       ブルースマンでも、ギターでラグタイム曲を演奏する人はいましたし、あえて厳密に分ける事でもないので、このあたりもけっこう聴いてみるのも面白いです。特に、初期のジャズ(ディキシーランド)や、ピアノのソロ録音などは、ラグタイムとジャズの境目がなく、この時代の音楽として面白く聴いています。

                       だいたいの時代背景は19世紀の終わる頃です。 1895年、テネシー州メンフィスに、ミシシッピ州から来た黒人牧師の「C・H・メイソン師」が「ゴッド・イン・クライスト教会」を創設しました。このような事が他の地方でも行われていて、教会音楽も形作られていきます。また、踊りのスタイルとしてプランテーション(農場)で踊られていた「ウォークアラウンド」から「ケイウォーク」などに進化していきます。黒人音楽の場合、必ずどこかでダンスと関連してますよね。ただ私も、「ウォークアラウンド」や「ケイウォーク」と言うのが、どんな踊りかは知りません・・・

                       このような時代に、ピアニストが再認識されるようになり、1899年のスコット・ジョプリン「メイプルリーフ・ラグ」の大ヒットが生まれ、ラグタイムは20年くらいの間流行しました。ニューオリンズでもジャスのバンドが出来始め、またブルースもこの頃から形成されてきます。

                       もとは白人のクラシック音楽を参考にして、黒人の裏拍を強調するリズムで演奏した、と言うのが簡単な説明です。シンコペーションと言うこの演奏の仕方や、即興(インプロヴィゼーション)と言ったものが、さまざまなところで取り入れられて、ジャズやブルースが形作られていきます。

                       ※ラグタイムは譜面として出版されていました。

                       YouTube(誰かわかりませんが、うまいな〜)
                      ベース(左手)のストライドがすごい・・・

                      メープル リーフ ラグ (スコット・ジョプリン) by Syouka

                      こちらはジョプリン本人(ピアノロール)と思う。
                      Maple leaf rag - Scott Joplin

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                      スコット・ジョプリン(Scott Joplin) (1868-1917)

                      ラグタイム





                      Elite Syncopations
                       ジョプリン自身の演奏を、ピアノロールで再現したものが3曲聴けます。生年でわかると思いますが、当時はまだレコード盤の録音が無い時代ということで、ピアノの演奏をロール紙に穴を開けて、音階と強弱を記録したものを、再度ロール紙を読み込める機械をセットしたピアノに自動演奏させたものです。

                      ジェームス・P・ジョンソン(James P. Johnson) (1894-1955)  

                      Running Wild (1921-26) 

                      私の中ではジョプリンの次に有名なラグタイム・ピアニストです。後年は本格的なジャズ・ピアノも素晴らしいです。このアルバムは、上のジョプリンと同じく、ピアノロールで再現したものです。

                      ブルースと付く曲が数曲ありますが、全体としてはラグタイムのアルバムと言った感じです。曲はブルースと言うより、ラグタイムそのものと感じました。

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